施設長 本多 正久
はくあいホームは平成2年(1990年)9月の開設以来、地域の高齢者の方々にとって、より良い生活を送るための場所として、その役割を担ってまいりました。
当施設では、「博愛奉仕」の精神を胸に、ご利用者様一人ひとりが、その人らしく、そして笑顔で日々を過ごせるよう、心を込めてケアを提供しております。
病気や怪我により、これまでの生活が一変してしまった方も、私たちと一緒に新たな一歩を踏み出すお手伝いをさせていただきます。
例えば、毎朝の挨拶や声掛けを通じて、ご利用者様の身体を動かす機会を積極的に作り出すなど、心身の活性化を図り、元の暮らしにスムーズに移行できるよう支援しております。
「動けること」は、心身ともに健康な生活を送る上で非常に重要な要素であり、私たちは、その実現に向けて多職種で連携し、議論を深めております。
「年齢だから」と諦める必要はありません。
当施設には、さまざまな年齢層のご利用者様がいらっしゃいますが、私たちは、一人ひとりの可能性を信じ、その方に合ったケアを提供することで、その方の能力で生ききってもらうことを目指しております。
これからも、私たちは地域社会の一員として、医療機関や介護サービス事業所など、さまざまな関係機関と連携を深め、より一層充実したサービスの提供を行ってまいります。
また職員一同、日々研鑽を積み、専門性の高いケアを提供できるよう努めてまいります。
当施設が笑顔の日常生活の橋渡しになれば幸いです。
医師
本多 正久 (HONDA Masahisa)
宮城県出身/医師。
救命救急センターで救急専門医として数多くの臨床現場を経験。
平成元年に角田の戻り、救急がない実情を知り、制度としての救急体制を整えるべく尽力する。
当時は諦めていた患者を的確な救急処置と対応で多くの命を繋げる実績を残し、救急救命士の育成と体制作りに貢献する。
その実績から令和6年度 救急功労者として厚生労働大臣より表彰される。
現在は暮らしと医療との結び付きをより深めるため精力的に活動中。
地域医療活動
- 角田市医師会 理事
- 角田市総合防災訓練アドバイザー
- 角田市介護認定審査会 委員
- 仙南地域メディカルコントロール協議会 会長
- 仙南夜間初期急患センター診療業務協力
- 宮城県災害医療アドバイザー
- 阿武隈マラソン救護面指導
- 学校医(健診・委員会等での助言)
- 産業医(社員健診)